ヤンマーグループ 様
移転プロジェクトPROJECT DATA
- コンサルティング期間
- 2021年11月〜2022年11月
- オフィス対象面積
- 約1,051㎡
- 対象人員
- 180名
- コンサルティング内容
- オフィス移転に係るプロジェクトマネジメント業務
INTRODUCTION
2017年に東京八重洲のヤンマービル建て替えに伴い、各東京支社を秋葉原UDXへ仮移転したヤンマーグループ様が、2022年11月に竣工した「YANMAR TOKYO」へ戻ってくるプロジェクトでした。つながることで発生する活発なディスカッションから生み出されたアイデアで、世の中にない新たな価値を創出することを目的とした新しい働き方を実現するためのオフィスをデザインしました。社員が働き方にあった環境を選択することで最高のパフォーマンスを快適に発揮できるオフィスを目指し、ABWを導入したフリーアドレスと社内外共創エリアを備えてビル全体で新しいヤンマーらしさを実践することを目指しました。弊社では新オフィス構築に伴うプロジェクトマネジメントを担当し、プロジェクト運営やスケジュール・タスク管理を実施しました。
ヤンマーらしさの象徴「HANASAKA」を発信する拠点「YANMAR TOKYO」
創業者の精神やビジョンの根底にあったヤンマーの価値観が「HANASAKA」です。ヤンマーはこれまで"人の可能性を信じる"、"人の挑戦を後押しする"文化のもと、スポーツやアートなどの分野においても幅広い文化醸成活動に取り組んできました。「YANMAR TOKYO」は、「HANASAKA」の輪を広げる拠点の一つとなることを目指しています。
「HANASAKA」×「人を、未来を、育むオフィス」
事務局メンバーにてオフィスコンセプトを設定し、新しい働き方・オフィスへスムーズに移行できるようにするため、新しいオフィスでの働き方シミュレーションや運用マニュアル作成を社員から選任したメンバーにて作成しました。ワークショップを複数回行うことで、オフィス構築プロジェクトに携わり自分事にして頂く効果もあり通常業務では話すことが少ない社員同士のコミュニケーションをとる場にもなったかと思います。働き方シミュレーションで検討した1日の働き方シナリオでは、営業部門・エンジニア部門・スタッフ部門の3パターンになりそれぞれの特性を網羅した働き方を出来るオフィスに繋げました。また運用マニュアルは7回の分科会を経て検討を深め、移転後も更新することを踏まえた作り方にしています。今回の移転に際して導入したフリーアドレスに対するルールは「マナー」として、電話やオンライン会議可否・飲食可否・予約要否等を設定しています。執務エリアと共創エリアを隔てる壁は全面ガラスとして、セキュリティをたもちつつ見通し良く繋がり感を具現化したオフィスを構築しています。