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株式会社 朝日新聞社 様

東京本社 管理・財務部門オフィスリニューアルプロジェクト

自然光と照明との調和を考えた空間設計

フロア中央部のシンボリックなCaféエリア

明るく開放的なリラックススペース

働き方に応じて選択できる場の構築

マグネットエリアに配置した書架スペース

集中業務、WEB会議に適したエリアの設置

PROJECT DATA

コンサルティング期間
2022年7月〜2023年10月
オフィス対象面積  
約1,000㎡
オフィス対象人員  
130名
支援内容      
コンサルティング業務、オフィス設計、プロジェクトマネジメント業務

INTRODUCTION

プロジェクト概要

朝日新聞社 東京本社様は、都心部の新聞社で唯一 ビルの地下部分に印刷工場を有しており、関連会社も多く入居されています。新館、本館ともに新しい働き方やオフィスの効率化を推進すべく、階ごとに次々と改修を行っており、今回 本館13階に入居されている部門のオフィスリニューアルを実施しました。
今回のプロジェクトは、単なるオフィスリニューアルではなく「オフィス改革」と位置付けて、コロナ禍や働き方の多様化によって変わりつつあるオフィスのあり方を考え、「私たちは何のためにオフィスに集うのか」をみんなが意見を出し合い、出社したくなるオフィス、部門の垣根を超えコミュニケーションが活性化するオフィス環境の実現を目指し、現状の働き方の一歩先を見据えた新しいオフィスを構築しました。
本プロジェクトでは、業務を継続しながら改装移転を行う設計デザイン業務とプロジェクトマネジメント業務を担当させて頂きました。

部門の垣根を超えコミュニケ―ションが活性化するオフィス

改修前のオフィスではフロア中央に通っていた中廊下、間仕切で分断されていたフロア割付を廃し、見通しの良いオープンスペース化を行いました。動線設計に配慮し、偶発的な会話や気軽な雑談がオフィスでかわせるように他部門の人とも交流が生まれるような人が集まれる仕掛けづくり、チームの一体感が得られるような工夫を考えました。フロア中央のCaféエリアを中心としたコミュニケーションエリアは、色彩に富んだ什器配置や採光性、照明配色に配慮し、リラックスできる空間としました。執務エリアはフリーアドレス方式を採用しています。仕事の内容に応じて適した場を選べるよう、ボックス席・遮音性の高い個室ブース・集中作業席などを配し、生産性の高い快適なワークスペースを実現しました。

業務の継続性を意識した仮移転計画・本移転計画

既存アスベスト除去の対応が必要だったため、 1フロアを一度 無人化した上で工事を行う必要がありました。
別プロジェクトで動いている東京本社内の改修スケジュールを加味しながら業務継続に適した仮移転場所を設定しています。最小限の設備改修で仮移転が実施出来るように、要件を協議しながら計画を立案しました。