事例紹介
株式会社ミツトヨ 様
プロジェクトデータ
Project Data
- コンサルティング期間
- 2014年9月〜2015年11月
- オフィス対象面積
- 約9,000㎡
- 対象人員
- 約750名
- コンサルティング内容
- 新社屋移転に係るプロジェクトマネジメント業務
プロジェクトのポイント
Project Description
誰でもいつでも120%のパフォーマンスを発揮できるオフィスへ
ミツトヨ様は創業80周年記念事業の一環として、新社屋を建設されました。
新社屋建設の計画にあたっては、これまでの事業拡大に伴って敷地内の複数の建物に点在していた各事業部門を一箇所に集約移転し、生産性のさらなる向上をはかるというテーマがありました。
今回エフエム・ソリューションでは、新社屋への集約移転計画に係るプロジェクトマネジメント及び、生産性向上のためのオフィススタンダード構築、文書管理コンサルティングを行いました。
「UNIVERSAL」オフィススタンダードの構築
各部門を新社屋に集約移転するにあたり、先ず従業員を対象としたオフィス環境に関するアンケート調査や、実地調査を実施しました。
これまでは部門ごとに複数の建物で業務を行っていたため、各部門の裁量でレイアウト計画がされていましたが、今回の調査・分析によって、部門ごとの業務特性や課題を見える化することができました。
これらの結果を基に、部門間・上下間交流を活性化するために関連する部門ごとにひとつのフロアにまとめました。また、生産性の向上や安全性の確立といった観点もふまえ、フロアの動線や什器の選択に明確な基準を設けて、安全で見通しが良く、目的の場所へアクセスがし易い新しいオフィススタンダードを構築しました。
部門の特性に応じた作業スペース等も十分に確保し、働き方にあわせて場を選択できる環境とすることにより多様性を見据えた新しいワークスタイル実現への取り組みも行っています。
一方、新しいオフィススタンダードの構築に合わせて、オフィス運用計画も刷新されました。
プリンターや複合機の配置を全フロアで見直しを行い、オンデマンド印刷導入によるにセキュリティレベル向上や、ユーティリティエリアの運用等生活面での環境改善もはかりました。
また、今回の移転に際して文書管理規程の見直しも行い、大幅な文書量の削減も実現しました。