事例紹介
日本コープ共済生活協同組合連合会 様
プロジェクトデータ
Project Data
- コンサルティング期間
- 2012年4月〜2013年3月
- オフィス対象面積
- 約3600㎡
- 対象人員
- 約650名
- コンサルティング内容
- オフィス移転に係るプロジェクトマネージメント業務、オフィス設計
プロジェクトのポイント
Project Description
BCP対策強化のため事務所機能を2拠点化
コープ共済連様は、東日本大震災をきっかけとして、BCP対策強化のため事務所の2拠点化を計画され、本プロジェクトでは事務センター機能を移転されました。コープ共済連様にとっての最重要課題は、契約者の方に対する共済金の支払いや契約管理業務であり、大規模な災害発生時においても、継続的・安定的にこれらの業務を行うことが求められます。そのため、移転先オフィスの選定にあたっては、高い耐震性や非常用発電機での運用を考慮し、災害時にも一定期間の業務継続が可能なオフィスを実現しました。
今回エフエム・ソリューションでは、移転計画のプロジェクトマネジメント、および事務センターに最適なオフィス設計を担当しました。
生活環境の改善と組織変更への柔軟な対応を実現
新事務センター構築にあたり、全職員を対象にオフィス環境に関するアンケート調査を実施、これまでのオフィスの使い勝手や生活環境に関する不満点を改善しました。また、これまでの事務センターでは、部内の業務改善や組織変更に伴うデスクの配置変更等が、頻繁に行われていましたが、今回の事務センターでは、組織が求める機能に対して柔軟に対応できるオフィス設計を目指しました。
・ビル既存設備の変更を極力伴わないゾーニング計画とし、入居時の工事コスト及びランニングコストを抑制しました。
・業務改善や組織変更に伴うデスクの配置変更等を不要にし、また、業務上の関連度を考慮して部署の配置を自由に入れ替えられる、各階共通のユニバーサルレイアウトと運用基準を採用しました。