事例紹介
全日本空輸株式会社(ANA)原動機センター 様
プロジェクトデータ
Project Data
- コンサルティング期間
- 2007年9月〜2008年3月
- オフィス対象面積
- 約450m2
- 対象人員
- 250名(整備場全体約400名)
- コンサルティング内容
- プランニング企画、プロジェクト管理
プロジェクトのポイント
Project Description
「安心」と「信頼」を基盤とし、迅速で正確な業務を目指す!
2007年秋、航空機エンジンの修理を行う新整備棟建設に伴い、新オフィスへの移転計画がスタートしました。経営理念である「安心」と「信頼」を基に、髪の毛一本の傷も許されないエンジンの整備場を管理するオフィスも、迅速で正確な業務をサポートしなければなりません。そのため、ANAとグループ2社の業務とフローを徹底的に分析し、情報と人の流れが最適となるオフィスレイアウトを実現させました。
Collaboration・Management & Education・Relax!働き方に合った多彩な空間
オフィスでは部門(生産、技術、品質) の管理業務が各社で行われています。新しい働き方として会社を越えた連携強化と課題対応への迅速さが求められた為、会社の囲いを取り除き、各関連部門を近くに配置しています。緊急対応やディスカッションなど、各業務に応じた場を提供している他、教育(自習室、面談室)や福利厚生(食堂、休憩室)の場も充実しており働く人にとって、緊張感だけではなく、安らぎやモチベーションも与える「あんしん、あったか、あかるく元気!」な職場環境になっています。
エフエム・ソリューションは、調査と企画(コンセプト)の他、設計と実務マネジメントを支援させて頂きました。
お客様の声
エフエム・ソリューション殿
今回の新整備棟新築に伴ったオフィス移転計画にあたり、企画・設計・実務マネジメントを支援して頂き誠にありがとうございました。
オフィス企画から家具の調達、設置までが6ヶ月という短い期間の中で我々が考えるオフィスコンセプトが実現出来たことを心より感謝しています。
現在、我々ANAはグループ運営を基盤とした事業形態で航空輸送事業を展開しています。
新整備棟は「Human Oriented Factory:人が主体のFactory、人の創造や工夫ができるFactory、人と施設・設備・機械が調和したFactory」を基本コンセプトとして建築しています。
加えて、そこで働く人々・グループが一体となり、お客様へ「安心」と「信頼」の翼をお届け出来る「あんしん、あったか、あかるく元気!」なオフィス作りが求められていました。
その実現にあたり、整備場のみならず、事務所・福利厚生施設含めた全てをANA・グループ会社完全同居型・共有スペースとし、事務所においては、会社毎ではなく、各社の同じ部門を近接させ情報と人がグループ横断的に流れるレイアウトとすることでANA・グループ間の連携強化を図りました。その他施設も共有スペースとしたことで更なるグループ一体感の向上が期待されます。又、個々の業務効率向上を図る様々な工夫も盛り込み、「Human Oriented Factory」の具現化が出来たものと考えます。
このプロジェクトの支援をして頂いたエフエム・ソリューションの企画力、マネジメント力、実行力、なにより家具の専門知識には十分に満足しており、今後の益々のご活躍を期待しております。今後、ワークスタイルの変革によりオフィスの見直しが必要となった際には、再度一緒に仕事が出来る様ご要請致しますのでよろしくお願いします。
ANA整備本部原動機センター
業務推進室長
加治屋 健