事例紹介
アルプス電気株式会社 様
プロジェクトデータ
Project Data
- コンサルティング期間
- 2007年10月〜2008年9月
- オフィス対象面積
- 12,903m2
- 対象人員
- 572名
プロジェクトのポイント
Project Description
★第24回日経ニューオフィス賞ニューオフィス推進賞,オフィスセキュリティ賞 受賞しました!★
★第6回日本ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞)優秀FM賞 受賞しました!★
社員自らが、手作りで、創造・運営し改善し続けることが可能な競争力があるワークプレイス
プロジェクト体制は、様々な部門からメンバーを集めてコアメンバーを結成。社長、役員、幹部、一般社員、グループ会社の全社員と意見交換をし、課題解決に向けたゴールイメージを描きました。
「働き方の改革」「安全性の向上」「環境・地域との共生」の3つのコンセプトに基づき、経営者そして社員の思いを具現化しました。
働き方の改革 | ● シナジー効果のあるコミュニケーションの場づくり ● あらゆる変化に対応できる仕組みづくり ● ワーカー・ホスピタリティ向上(いつでもどこでも) |
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安全性の向上 | ● 社員・情報の安全性確保 ● 独立性と協調性を両立したセキュリティ |
環境・地域との共生 | ● 環境配慮型オフィスへの転換 ● 「大田区まちづくり」への協力と「近隣」との共栄 |
社員で『オフィスを良くする100のアイデア』を創出
- ホールの「空/満」表示システム
- JRフック
- 天井吊り下げフック
- 着せ替え演台
- デスクのスカート対策
- 可動棚ラックのリサイクルステーション
- 迷い子リサイクルボックス
- 見えそうで見えない窓
- 足元すっきりカフェカウンタ
- フレキシブルサイン
- どこでも転用可能チェア
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シナジー効果のあるコミュニケーションの場づくりとあらゆる変化に対応できる仕組みづくり
フロアの中心に、垂直方向のクロスファンクショナルなコミュニケーションを誘発させる、オープン階段を設置。さらに、予期せぬ出会いをつくるために、(1)役員室を社員導線上に配置(2)社員サービスのためのコンシェルジュカウンターをフロア中央に設置(3)リサイクルステーションを1箇所に集約するなどの工夫をしています。
また、将来の組織変化や用途変化に対応するために、コアを2箇所に設けるダブルコア・オフィスを採用。且つ、職場ニーズに応じて、社員自らが、デスクレイアウトを設計・変更できるように、ワークプレイスは、建築グリッドに合せてICTインフラが構成され、キャスタ付きの家具・什器を導入しました。
セキュリティポリシーは「独立性と協調性」の両立
グループ各社の独立性を確保しながら、会社間のセキュアなコミュニケーション環境を実現するため、コミュニケーション促進ゾーンとセキュリティ管理強化ゾーンを設けています。また、スマート・セキュリティカードシステムを採用し、入退室管理機能(来客を含めた全員がアンチパスバック方式)に加えて、食堂、売店等の支払をキャッシュレス化。仕事や会社生活を快適にするスマートなセキュリティカードシステムを採用しました。